三朝温泉の白狼伝説

三朝(みささ)温泉は鳥取県にある温泉です。三朝温泉は800年前に発見されたと言われています。この温泉には白い狼に纏わる伝説が残されています。平安期の1164年に、源義朝の家来であった大久保左馬之祐は主人のことを思い、三徳山へとお参りに出かけました。

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その道中、左馬之祐は白い狼に出会います。年老いた白い狼を左馬之祐は、弓で射ようとしますが不憫に思い逃がすことにしました。

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するとその夜、左馬之祐の夢の中に妙見大菩薩が表れます。妙見大菩薩は白狼を助けてくれたことにお礼を言い、温泉の場所を教えてくれました。この温泉が三朝温泉だと言われています。三朝温泉はそれから地元の村人に伝わり、病に効く湯、救いの湯として親しまれるようになりました。この伝説は「三朝白狼伝説」として、今も語り継がれています。またこの伝説に登場する源泉は、現在も利用されています。公衆浴場「株湯」として、観光名所になっているのです。源泉に浸かりながら、人と狼の心温まる白狼伝説に思いを馳せてみたいですね。

三朝温泉の効果

三朝温泉は濃度の高い放射能泉です。ラドンと呼ばれる弱い放射線が、豊富に含まれているのです。この放射能を浴びると、新陳代謝が活発になります。免疫や治癒力が高まるため、病や怪我などに効くのです。

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この効果をホルミシス効果と言います。三朝温泉は高いホルミシス効果が望める温泉で、世界的に見ても珍しい温泉です。その効能としてはリウマチや痛風、糖尿病や消化器系疾患、ぜんそくなどが挙げられます。以前から療養目的に三朝温泉へ足を運ぶ温泉客は多く、日本の文学史に名を連ねる有名人たちも数多く訪れています。野口雨情、志賀直哉、斎藤茂吉、島崎藤村も療養するために、三朝温泉で身体を休めていたのです。その他にも与謝野鉄幹、晶子の夫妻もこの温泉を訪れています。三朝温泉は無色透明ですが、ミネラルが豊富に含まれています。そのまま飲むことも出来、慢性消化器疾患や慢性気管支炎、胃腸病などに効果があります。また、三朝温泉は温泉の湯気を吸うだけでも、健康効果が得られます。湯気には気化したラジウムが含まれています。ラジウムには抗酸化作用があるため、老化防止や生活習慣病の予防などにも役立つのです。入浴してもよし、飲んでもよし、湯気を吸ってもよし、三朝温泉の利用法は様々です。湯に浸かり健康になりながら、湯気を吸ってアンチエイジングも出来る三朝温泉は、女性にもぴったりの温泉なのです。