日本一の湧出量

草津温泉は日本三名泉に数え上げられている温泉です。自然の湧出量は二歩日を誇り、毎分32,300リットルのお湯が湧き出ています。32,300リットルと言っても、どのくらいの量なのかちょっと想像しにくいですよね。ドラム缶に換算してイメージすると、およそ161本分になるそうです。そのため草津温泉にある旅館や温泉宿などは、ほとんどが源泉かけ流しになっているのです。ちなみに一度湯船などで使った温泉は、川に放流しています。

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もちろんこの川も普通の川ではありません。温泉から出来ている湯川という川です。草津温泉の歴史は非常に古く、いつ頃から温泉が利用されていたのかは明らかにされてはいません。古墳時代から鎌倉時代の間に発見されたのではないかとされています。そのため、草津温泉を発見したという人にも、様々な説があります。ヤマトタケルや行基、源頼朝など、様々な伝説や逸話などが残されています。草津温泉を利用したとされる有名人もたくさんいます。江戸時代には八代将軍である徳川吉宗や俳人である小林一茶、東海道中膝栗毛の作者、十返舎一九などが草津温泉に入浴したとされています。近代になってからも志賀直哉、尾崎喜八、高村光太郎、竹久夢二、斎藤茂吉など有名な文人たちが訪れていたとされています。草津温泉の名物スポットである湯畑の石柱には、そんな草津温泉を愛した著名人の名前が刻まれています。

草津温泉には6つの源泉があります。温泉街の真ん中に位置する湯畑、高台にある万代、散策地としても有名な西の河原、歴史ある白旗、眼病に効くとされる地蔵、透明感のある煮川の6つです。草津温泉は非常に酸性値の高い温泉です。そのpH値は2.1と、かなり酸性であることが分かります。そのため消毒効果があり、切り傷や火傷、痔疾患などにもいいとされています。また硫黄成分が豊富に含まれていることでも知られています。その効能には様々なものがあり、慢性皮膚病や動脈硬化症、慢性婦人病などが代表例です。草津温泉は高温のため、熱い湯が苦手な方は少しずつ身体を慣らしてから入るようにしましょう。そんな草津温泉の特徴を活かした入浴法が、時間湯です。時間湯は江戸時代から親しまれている入浴方法です。熱い温泉を2〜30分間湯もみすることで温度を覚まし、身体に手桶でお湯をかけます。身体を慣らしたら一斉に入浴します。入浴時間は3分間です。この入浴方法は体質改善に効果があると言われています。時間湯はいつでもどこでも行える訳ではなく、修行を積んだ湯長の指導の元でのみ、体験することが出来ます。