神様の病も治す湯

道後温泉は愛媛県にある温泉です。古代から親しまれていた温泉で、日本三古湯にも名を連ねています。道後温泉の歴者3000年と言われています。

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そのため現在も多くの伝説が残されています。道後温泉の発見には白鷺が関係しています。足を怪我していた白鷺が、岩から湧き出している温泉に毎日訪れていました。するとやがて傷は癒え、白鷺は空へと飛び去っていきます。不思議に思った村人が自分も同じように湯に入ってみると、とても温かく疲労が回復したと言います。村人は病人を連れてきて入浴させたところ、たちまち元気になりました。この白鷺伝説は道後温泉を象徴するエピソードとして広く語り継がれています。この伝説の白鷺が訪れたと言われる石は、現在、放生公園に安置されています。道後温泉は神話の世界にも登場します。

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大国主命と少彦名命が国造りをしていた時、突然、少彦名命が病に罹ってしまいました。そこで大国主命は小さな少彦名命を掌にそっと乗せ、道後温泉に入浴させたところ病が治ったというのです。元気になった少彦名命が踊ったと言われる石は、玉の石として奉られています。神様の病まで治すと言われた道後温泉には、様々な歴史上の人物も療養に訪れています。飛鳥時代には聖徳太子や天智天皇、舒明天皇、天武天皇などが、江戸時代には小林一茶がそれぞれ道後温泉のお湯を楽しみました。近代に入ってからも正岡子規や高浜虚子、伊東博文が足を運び、大正天皇や昭和天皇も来湯されています。

坊っちゃんゆかりの地

道後温泉は単純温泉です。お湯の温度はやや高く、42℃から51℃くらいです。昔から病や疲労回復に効果があると言われています。主な効能としては神経痛やリウマチ、胃腸病、皮膚病、貧血などがあります。道後温泉は有名な小説の舞台となった地でもあります。夏目漱石の名作「坊っちゃん」です。坊ちゃんは今も幅広い年代に読まれている本ですよね。小説の中では道後温泉ではなく、住田温泉と言う名前に変えられています。しかし名前は違うものの、道後温泉には坊っちゃんに登場する様々な建物やグルメが楽しめます。坊ちゃんが温泉帰りに食べた「大変うまいという評判」の団子もあります。これは現在「坊っちゃん団子」と名付けられ、道後温泉の名物料理となっているのです。心温まる小説の舞台である道後温泉は、今もその温かさが残っています。

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歴史ある温泉地でのんびりと心も身体もリラックスしたいですね。